上位バージョンのVxFSで操作(mount)されたファイルシステムを、下位バージョンのVxFSがインストールされているホストに移行する際、レイアウトバージョンの互換性があっても、インテントログのバージョンの互換性が保たれない場合、サポートすることができません。
一方、下位バージョンのVxFSで操作(mount)されたファイルシステムを、上位バージョンのVxFSで操作する場合は、上位バージョンのインテントログバージョンに更新される為、問題はございません。
インテントログの互換性がない場合、dirty なファイルに対して、fsck を実行し、log replay が実行された際、以下のようなエラーメッセージが出力されます。
# fsck -F vxfs -y /dev/vx/rdsk/testdg/vol
log replay in progress
UX:vxfs fsck: ERROR: V-3-20749: file system does not contain a valid log
UX:vxfs fsck: ERROR: V-3-20700: cannot perform log replay
file system is not clean, full fsck required
VxFSでは、ファイルシステムのレイアウトバージョン とは別に、インテントログのバージョンを保持しています。
インテントログのバージョンは操作するVxFSのバージョンに依存する為、異なるバージョンのVxFS 間で、1つのファイルシステムの操作する場合、
インテントログバージョンの互換性が取れているか確認する必要があります。
例えば、以下のようなケースは、サポートすることができません。
例1) VxFS 5.1 で操作したファイルシステムを、VxFS 4.1で操作する。(インテントログバージョンが異なる為。)
例2) VxFS 4.1 で作成したファイルシステムを、一度、VxFS 5.1で操作した後、再度 VxFS 4.1で使用する。
( 一度 上位バージョンで操作した場合、インテントログバージョンの更新が行われ、 以前のバージョン 4.1 とでは、インテントログバージョンの互換性が取れなくなる為。)
上位バージョンで操作(mount)したファイルシステムを、インテントログバージョンの異なる下位バージョンで操作(mount)は、行わないようにしてください。
ご利用バージョンにおける、インテントログバージョンや、下位VxFS バージョンでのインテントログバージョンの互換性につきまして、確認が必要な場合は、お手数ですが、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
その他、弊社製品のバージョンアップ過程等における「一時的にインテントログバージョンが異なるVxFSバージョン間で、ファイルシステムの操作を行いたい」等のご要望につきましては、別途弊社営業までご相談ください。